足元がタイトになり気が引き締まるとともに移動性がアップ。
庭師の伝統衣装「脚絆」を着こなそう。

造園・庭師の現場で実際に脚絆を使用している立場から、作業中にズレにくく・疲れにくい装着方法を解説しています(※祭り用・舞台用とは装着の考え方が異なります)。主なチェックポイントは、短い方の紐をきっちりと穴に通すこと、短い紐の留め方、長い紐の留め方です。ポイントを詳細に解説するために、この「脚絆の着かたの解説」ページだけは、かなり長くなっていますが、ご了承ください。

庭師衣装、「脚絆」の着かた

  1. 1正しい向きで脚絆を持つ ■チェックポイント ・長い紐は体の外側
    ■解説 左足用は、脚絆の内側を見せて置くと、左側に長い紐が来る。 右脚用は右側に長い紐。長い紐が左右どちらについているかで、 脚絆の左右どちら用かがわかります。

    正しい向きで脚絆を持つ
  2. 2スネとふくらはぎに脚絆を巻き付ける ■チェックポイント ・脚絆の合わせ目がふくらはぎ側に来る ■解説 足首から上に脚絆を巻きつけます。 その際には、脚絆の中心がスネ側に、 こはぜがふくらはぎ側にくるようにします。

    スネとふくらはぎに脚絆を巻き付ける
  3. 3こはぜを掛ける ■チェックポイント ・遊びが少なくなるようにこはぜを掛ける ■解説 こはぜを掛ける紐は二列になっています。遊びが少なく、かつ締めすぎない位置で掛けてください。脚絆を何度も着用していると、どれくらいの締め具合が心地よいか分かってきます。 ■写真の撮影方向 足の内側から

    こはぜを掛ける
  4. 4穴を見つける ■チェックポイント ・穴の場所は体外側 ■解説 ここまで正しく装着をすすめていると、穴はふくらはぎのやや外側に来ているはずです。 ■写真の撮影方向 体の外側から

    穴を見つける
  5. 5短い紐を穴に通す ■チェックポイント ・ここで脚絆をしっかり引き上げる ■解説 短い紐(着用時に体の内側にある紐)を持ち、先ほど確認した穴に脚絆の内側から外側に向けて紐を通します。ここでしっかりと脚絆を引き上げ、しわを伸ばし、長い紐、短い紐両方をぴっぱります。締め加減には好みがございますので、お客様それぞれの好みの締め具合をみつけてください。

    短い紐を穴に通す
  6. 7長い紐で短い紐を留める ■チェックポイント ・短い紐から手をはなしてもゆるまないように、長い紐でころす ■解説 短い紐の上から、手を放してゆるまないように、長い紐で押さえます。

    両方の紐を持つ
  7. 8紐がゆるまないように再度ころす ■チェックポイント ・短い紐の余りは約3〜5cm ■解説 各所にゆるみがないようにご注意ください。

    長い紐で短い紐を留める
  8. 9長い紐を留める ■チェックポイント ・紐は下から上に ■解説 ゆるまないように回してきた長い紐を、長い紐の起点のところで下から上に、2週している長い紐の一番内側から通します。紐の長さには商品個体差がございますので、長い場合は、長い分をたたんで織り込んでください。

    なお、脚絆は着ける際に合わせる乗馬ズボンの生地の厚さによってサイズが違ってきます。例えば夏用のトロピカル生地とデニムストレッチ生地では生地の厚さがだいぶ違います。こはぜのかける位置で調整できる場合もあれば、脚絆のサイズを変える必要がある場合もございます。
    当店ではスタッフが実際に現場で使用しておりますので、脚絆選びに迷われたらお気軽にご相談ください。ただし、実際に長年脚絆を使い続けている我々スタッフでも、ひもを強く締めすぎて苦しくなったり、逆にゆるくて緩みがちになってしまったり、また体験の変化からサイズが合わなくなってしまったりということもあります。

    ご自分にあった脚絆のサイズ、着け方をみつけるのも失敗を繰り返して、時間がかかってしまう場合もございますが、ベストなサイズ、着け方が確立できたときの庭師作業の快適さはその苦労に見合うものです。ぜひかっこよく、快適に作業ができる脚絆サイズ、着け方探しのお手伝いをKYOUENstoreにさせてください。


    ※本ページは、庭師道具専門店KYOUENstoreを運営する造園会社・有限会社京苑の現場スタッフが、造園・剪定作業を行う現役庭師の立場から、実際の作業現場で脚絆を使用する際の装着方法をまとめたものです。

    長い紐をさらに一周回して短い紐を留める
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